# 味噌を食べれば健康に

味噌というのは大豆からつくられる食品で、昔から人間に必要なタンパク質を摂取するための重要な食品として珍重されていたという歴史があります。大正時代あたりまでは味噌が食事の中心で、ご飯、味噌、野菜などが食事の大半を占めていたといいます。今では調味料として使われることも多いですが、昔は味噌そのものをそのまま食べたておかずのかわりとしたり、味噌汁として食べるという方法しか存在しなかったようです。まさに味噌というのは日本人の食生活のなかに昔から根付いてきたもので、これがなくては朝は始まらない、ひいては食生活が成り立たないと思われるほどの中心的な役割を果たしてきたのです。昔の有名な戦国大名たちがいた場所は味噌の名産地と言われているところが今でも多くあり、仙台などでは現在も昔ながらの味噌作りが受け継がれているといいます。

味噌の良さはタンパク質が摂りやすい事です

味噌はよく優秀な食材と言われますが、それはなぜかというと豊富なタンパク源を提供してくれるからです。人間に必要な栄養素は糖質・タンパク質・脂質の三種類ですが、そのなかでもタンパク質は人間の元でもあるDNDの原料として使われたり、筋肉をつくりだすために欠かせなかったり、とても重要な役割を果たしています。そういう意味ではタンパク質はこの3つの栄養素のなかでも最も必要になってくるものだと言っても過言ではありません。そして味噌は大豆というタンパク質の塊を原料としています。しかもそれを人体が栄養素を摂りやすい形にまで加工している食品ですから、吸収効率がよいのです。歯が弱い人でも食べやすいという利点もあります。病人にも幼児にも食欲のない人にも優しい万人向けの食品といえますね。

白味噌・赤味噌・合わせ味噌があります。

味噌には麦味噌・大豆味噌・米味噌など原料にする物質によって種類がありますが、そのなかでも最近人気があるのは麦味噌のようですね。また、地域の違いによって白味噌・赤味噌・合わせ味噌という種類があります。これは一目見てわかる違いで、赤味噌は一番濃い感じの色ですが、これはタンパク質が熱変成するときに起こるメイラード反応というものが起きるときにつく色です。逆に白味噌はこのメイラード反応を起こりにくくしているので、色が抑えられて全体的に白っぽい色になります。両者を合わせている中間のようなものが合わせ味噌で、全国的にもよく使われています。それぞれ好みはあるでしょうが、どの味噌もその土地の良さを反映しているという特徴があります。